0265-49-3026

受付時間 9:00-17:00

Web予約 お問い合わせ
WEB
予約

自律神経の不調

こんな症状はありませんか?

お客様の声

立っていられないフワフワ

60代 女性

常に立っているときに強いフワフワがあって、眠っている事しかできませんでした。
特に、カーペットや柔らかいスリッパを履くとフワフワが強くなってしまい、とてもつらかったです。
病院で点滴をしてもらいましたが、「休むことしかない」そうです。

そんな中、先生に肩こりの施術を受けた際に楽になったのを思い出して、お電話しました。
自律神経と首の問題があったようで、施術を2回ほど受けた後から地面に足がつくようなスッとした感じになりました。
現在は耳鳴りはあまり気にならないですが頑張りすぎると肩こりするのでたまに施術をうけてます。

原因と対処法

医療機関で検査を受けても原因がわからないにも関わらず、体の不調を感じる場合は自律神経の不調である可能性が高いです。

自律神経は興奮時に働く交感神経とリラックス時に働く副交感神経があり、二つがバランスよく機能することで私たちの健康状態が守られます。

しかし、疲労やストレス、乱れた食事によって交感神経が働きすぎると自律神経のバランスが崩れ、不眠や慢性的な疲労などの体調面での問題が増えてしまいます。

現代の日本人の問題として、睡眠時間が短いことから、緊張とリラックスのバランスが緊張に偏ることで交感神経が過剰になってしまっている事が多いです。また、スマホの使用による能動的なメディアの関わり方から、脳(神経)が休まるという時間が減り、ますます交感神経の緊張が高くなっているようです。

交感神経に関して、場所は胸椎の前方にあり、肩甲骨の間から腰の上あたりまでに主にあります。

なので、胸郭と言われる胸周りのエリアが硬くなることで胸椎が平坦化します。その結果、姿勢を保つために首がストレートネックとなります。

自律神経の問題は肩こり、頭痛、めまいなどの頭頸部の症状と密接に関係します。また、胸郭は呼吸運動の中心であるために、息苦しさや胸周りの違和感の原因にもなります.

交感神経の働きが非常に強い際には、夜寝付きが悪くなり、途中で目が覚めてしまう。朝も早く起きてしまうという問題が発生します。一日の睡眠は6〜8時間といわれていますが、睡眠学者の柳沢正史先生によると平日と休日で睡眠時間が2時間以上ある方は睡眠不足があるといわれています。睡眠負債があることでストレスを感じやすくなり自律神経の乱れの原因となります。なので、しっかり眠るという事が重要になりますが、この背中の硬さがある場合や、後述すると首や仙骨の硬さがある場合には十分に眠れないという問題になります。

副交感神経は首の根本と骨盤にあります。このエリアが硬くなる事で副交感神経の機能が悪くなるということは臨床的に非常多いです。

以前は、自律神経はどちらかが強く働くと片方は弱いという関係でしたが、現在は両方が強い、弱いの独立した働きがあり、その上で相互関係しあっているという考え方の方が正しいようです。

自律神経の機能が両方悪くなってしまうと、何もできないという状態になってしまうようです。

多くの方が、交感神経が非常に高まった状態で、副交感神経が弱い状態です。施術を行った後では、副交感神経が極端に高い状態になりますので、長い方で2日間ほど体がだるいという状態になります。悪い状態ではないので安心して回復を感じていただければと思います。

繊維筋痛症

この自律神経症状が慢性化し、問題が悪化した状態が線維筋痛症に近いものではないかと考えています。この症状でお困りの方やそれに近しい方を拝見した際には自律神経機能の低下とそれに伴う背骨の硬さ全身の筋肉の緊張と神経系の緊張が散見されます。期間は長期に渡りますが改善が得られます。

自律神経の問題は

1.副交感神経の働きを適切にするために、首の硬さと骨盤の硬さを改善する。

2.働きすぎた交感神経の働きを適切にし、呼吸が楽になるように胸郭の動きを改善する。

この2つがとても大切だ考えております。

自律神経に対する主な方法・資格

メカニカルリンク・クラシカルオステオパシー・頭蓋仙骨療法によって自律神経の状態を確認して施術していきます。

また、Spine Dynamics療法における自主トレーニングを使用して施術と運動療法の両輪で回復を促していきます。

飯田市では、国際基準の教育を修了した頭蓋仙骨療法を提供できる唯一の場所かと思います。

全身の状態を確認して、神経の動きや呼吸や循環の状態を確認した上で自律神経の調整を行なっていきます。

生活で注意する点は下記の本が非常に良い内容でした。

動画でまとまっているのは見やすいので是非チェックしてみてください!

耳鳴り・めまいに関しては

内耳におけるリンパ液の増減が問題となります。これは自律神経の問題が胸郭出口の硬さを引き起こし、内頸動静脈を締め付けてしまい側頭部の循環の問題を引き起こす事から起こると考えられます。

加えて、交感神経の過剰な興奮が血管弛緩を制限している事も原因として考えられます。

当院では交感神経の働きすぎたときに緊張する筋膜を柔らかくする施術で、自律神経の乱れを整え、小脳、前庭の代償を促し、症状改善につなげています。

また、耳石の半規管への侵入による問題は理学療法による排出を促して、改善を目指します。急性期でなくても耳石の問題によって回転性のめまいが起こることがあり、これらは特殊な体操によって改善が得られることがあります。

自律神経の不調があると精神的なストレスも強くなり、更なる症状悪化につながるケースも珍しくないため、症状が気になる方はぜひ当院にご相談ください。