受付時間 9:00-17:00


20代 女性
飯田市
数年前より頭痛で悩まされていましたが、今年の5月より左のこめかみと後頭部の痛みが強くなってしまいました。頭痛で仕事もままならない状況が続いていたので、市立病院を受診したところ痛み止めを頂きましたが、薬を飲んでも痛みがなかな解決せず、他院も行く中でイタミマイナスさんが近所にできましたので、行ってみました。施術を受けて、2か月ですが、この2週間は痛みが少なく過ごせています。
緊張性頭痛や偏頭痛、群発頭痛などのタイプがありますが、共通する問題として、頭・頸板状筋という筋の緊張が高い確率であります。

痛みを感じるのは頭蓋内は脳を包む膜の近く神経である三叉神経の第一枝、頭蓋外で有れば頸部の神経である上位頸神経と一部の下位脳神経です。これらの神経が後頸部の緊張により、循環障害や圧迫による侵害刺激を受け頭痛が起こりやすい状態を作っています。偏頭痛に関しては、頭蓋の血管の拡張に伴い三叉神経が刺激を受けることで頭痛が発生すると考えられております。群発頭痛は脳脊髄液を含む頭蓋の排液の困難があるとも考えられています。それらの原因には、ストレスによる自律神経の緊張や胸郭の可動域制限、頸部インナーマッスルの筋力低下などが関係しています。胸郭の中でも特に鎖骨肩上部肋骨周辺の筋膜は頭痛にとって非常に大切な場所で、この部分が緊張することによって、頭蓋の血流が滞ることがわかっています。
当院では頭痛に対し、頸部筋の緊張を起こす原因を探し長期的な改善が望めるようにアプローチしていきます。交感神経の緊張や胸郭制限を起こす骨格バランスの悪さに注目し、施術を行います。体の機能が良い状態に戻るために、一時的な薬やマッサージでは得られない変化を感じていただけます。
加えて、低血糖や鉄欠乏による自律神経の問題も散見するため食生活についてもアドバイスさせていただくこともあります。また、カフェインの摂取も頭痛には関与が強いため状態を把握しつつコントロールしていくことをお勧めしています。
ムチウチや転倒後などの問題に関しても対応可能です。なお、の問題や激しい頭痛や吐き気、麻痺や歩行困難感などの症状が見られる場合には医療機関への受診をおすすめします。