受付時間 9:00-17:00
20代 女性
松川町元大島
妊娠しているので、薬はあまり飲みたくないので元からお世話になっていたこちらでお世話になりました。
仕事終わりの遅い時間でも対応してくださって、本当に助かりました。
施術も強い力を使わない穏やかな方法なので、とても安心して受けれました。
肩こりも頭痛もすっかり良くなって、ついつい我慢してしまいがちですがもっと早く来ていればよかったと思いました!!
30代 女性
飯田市鼎下山
妊娠してお腹が大きくなってきたら、夜に寝返りをした際にお尻にピキんとなる感じがありました。
6ヶ月頃からほんとに痛くなってきちゃって、ももたの後ろにしびれるような感じがするようになってきました。
このまま出産になっても大丈夫なんだろうかと不安になりお願いしました。
現在の体の状況と赤ちゃんと子宮が大きくなっていることを教えてくれて、その上で圧迫されている部分を力が抜けるようにしてくださいました。
お尻のぴきんもすごく楽になり、先生の教えてくれたストレッチをやると自分でのお尻周りが柔らかくなりさらに楽になるのがわかります。
初めての出産なので心配なのもあり、出産間近まで大丈夫ということなので定期的に通うつもりです。
妊婦さんの施術は妊娠における体の変化を考慮して行う必要があります。
itami-の妊婦さんの整体はレンゾー・モリナリD.O(フランス)の教えに沿って、施術を行います。妊婦さんへのオステオパシーと呼ばれる治療方法の権威からオステオパシーの歴史と哲学、婦人科領域のアプローチ方法をご教授いただきました。またそれらの科目の試験を合格しております。
レンゾー先生の婦人科の授業は日本では聞けないような先進的な授業でした。
妊娠期の体の大きな変化としては、
お腹の空間いっぱいになるほどに子宮と胎児が大きくなるということ
ホルモンの作用で筋や靭帯が緩み、姿勢や関節の位置変化が起こりやすくなること
もともと体の硬いお母さんや肩こりや腰痛があるお母さん、あるいは筋力の弱いお母さんはこれらの変化が負担となります。お腹が大きくなることで背中が丸くなり、首が前に出ることで腰や首に負担が入るようになります。
加えて、お腹の中の消化管や泌尿器や血管を圧迫することでたくさんの量が食べられなくなったり、頻尿や足の浮腫になったりということがあります。
子宮が大きくなることとそれによる姿勢の変化により骨盤内や出口で神経を圧迫することでお尻や大腿後面(太もも後ろ)の神経痛を発生することも散見します。
妊娠期の施術を安全に行うためには、ホルモンを意識した施術を行うということが大切になります。
妊娠を維持するホルモンとしてはプロゲステロンというものがあります。反対に子宮を収縮するホルモンはオキシトシンとプロスタグランジンです。大切なことはプロゲステロンが働くように体や生活を整えていくことかと思います。
ストレスを受けることでコルチゾールと言われる体をストレスから守ろうとするホルモンが出ます。このホルモンは胎盤に働きプロゲステロン分泌を抑制し、オキシトシンの感受性をあげることで子宮の収縮を促進させてしまいます。そのために、お腹が張ってしまうということになります。また、喫煙も同様の作用を起こすとわかっています。
妊娠に重要なホルモンの多くは、脂質(コレステロール)を基にして作られます。低栄養の状況ではこれらの大切なホルモンも産生されづらくなってしまいます。なので、脂質の補給はもちろんの事、さらに不飽和脂肪酸であるn3系のオメガ脂肪酸(青魚やエゴマ油に多く含まれる。)を摂取すると、肉食や揚げ物から摂取される油よりも良質なホルモンの材料になると言われています。また、体を作り免疫機能を高めるタンパク質やビタミン、循環血液量の増加に合わせて鉄の補給も行うと良いそうです。
これらの事から早産のリスクを軽減するだけでなく、防ぐための施術が可能です。それは自律神経の機能を整え、ストレスを軽減するという事です。
子宮は組織学上、筋組織になります。筋という組織は緩まるためには十分な動脈血が組織に入っていくことが大切になります。そのため、血流が大切な妊婦さんでは冷えは大敵になります。施術では胸周りの硬さを取り循環に関係する場所の硬さを柔らかくすることで血流を良くすることが可能です。
施術は、骨盤や腹部・腰部への強い圧力の手技はなく、柔らかな接触で行います。
3.自律神経の調整によるストレスの軽減
産後の骨盤矯正という認識がありますが、私は骨盤矯正よりも骨盤底筋の再教育が大事だと思っております。