側湾症に対して、学びを進めている。
学びを進める時には一般書(これで治る!!みたいな眉唾本)、医学書(リハビリ系、医師系)と幅広く読むようにしている。そうすると、その疾患に対する現在地が見えてくる。
医学書には腰痛や肩こりはほとんど表記がない。ぎっくり腰や五十肩も同様である。逆に一般書は非常にこういった内容の本は多い。そのためにこの相互の関係性を考察し、解剖学的、生理学的、運動学的な考察を進めて行くことがいち整体師として、いやいち理学療法士として重要なのだ。
一般的に重症例は手術の治療になるのだが、手術の方法や適応やなぜ手術をする必要があり、何を防いでいけばいいのかわからないと話にもならない。
逆に眉唾本には治らない、原因のわからない問題の解決方法や著者の理屈が書いてありこれはこれでヒントがある事がある。
さて、側湾症に関しては、現状理由がよくわからないのがほとんどのようだ。
ただ治る理論としては、体幹の筋トレでとにかく真っ直ぐ伸びるようにする力を付けるという事だ。ポイントは曲がっている部分よりも下から整えるという事みたいだ。
理由がわからないものに対して、オステオパシーという治療は非常に有効になることがある。
さまざまな事を調べていくと、
脊柱を側湾させる内臓の影響 や 神経の成長と骨の成長 の差異が問題の一部になっているそうだ。
先日、側湾に対して施術を行い。施術の前後で2cmの身長の差が出た。
これはなかなかいい結果だ。その次に拝見させて頂いた時も1cm短くなっただけだった。
高齢でも、施術である程度は良くなる。ただ問題は戻る。。3週間もすれば元通りだ。
だから、シュロス法という脊柱側湾の矯正体操方法をチャレジしている。
側湾の大きな改善要素として、筋力は大切だ。シュロス法は難しい方法だけどよく考えられている。
適切な運動指導のために、毎回確認して、毎回指導する。そして、毎回なぜそれが必要か説明する。
この人は物忘れしちゃうのかな?うざいなぁ。そのくらいの執念深い繰り返しが大切だ。
運動療法と施術、生活指導。使えるもんは全部使います。