何にしても、痛みが出ることには動かなくなるという事が関係している。
言い換えると、硬くなるということ。
硬くならないためにはどうすればいいかと言いますと、動かすという事が大切。
一般的には、動かすことというとストレッチですねと言われますが、私はラジオ体操の方がいいと思っています。
ただ、やはりもう一つ、循環器と言われる血管や心臓というものに対しても負荷をかけて緊張させて弛緩させる事が必要だと思っています。これはつまり、歩くという事になります。
池谷敏郎先生がゾンビ体操で血管が鍛えれる事を発表したときには驚いた。
そりゃそうだ。血管も収縮と弛緩を繰り返す組織だから当然、関節の硬さにも関わる。
ただ学問上は血管が硬くなると関節も硬くなって痛みが出ます。そんな事は全然記載もないから、関節の痛みにも施術の中で血管を緩める方法を使い始めたのはここ1年2年だ。体から離れた場所の硬さには非常に効果がある。お風呂に入ったあとに体が柔らかくなる効果を出せると思っている。
ただ、最近もっと不思議なのが、神経の動き(一時呼吸と言われる)だ。
人は常に膨らんだり収縮したりしている動きがあり、これが常に体を動かしているので生きている人間は硬くならないこれが液体をポンプのように送り、そして戻していく。この動きも本当に大事な動きなんだと最近は思う。
こと、腰痛や頭痛、神経痛にはこの一時呼吸と言われる動きが明日、明後日の動きをよくするためにすごく大きな効果を持っているなと感じています。
筋肉も動く、血管も動く、神経も動く、内臓も動く、それをつないでいる筋膜は柔らかく。
柔らかく動くことは生きている事だなと思います。最近は子供も触らせてもらう仕事も頂くので尚生命力のような形には見えないものを体の硬さ柔らかさから感じます。
今週末は勉強にてお休みを頂きます。また一つ新しい知識や技術を飯田に届けたいと思っています。