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足の神経症状と腰の痛み 60代女性

今年の初夏にお越しになった方、春頃から左足の痛みで歩行が困難になってしまい。腰が伸ばせなくなってしまい、背中に痛むために仰向けやうつ伏せが取れず、眠れないということで杖をついてお越しになった。

歩行の速度が非常に遅く、買い物でスーパーをまわるにも大変だということ。

病院では脊柱管狭窄症、すべり症、椎間板ヘルニアの診断があり1ヶ月ほど薬で様子をみてきたということでした。お尻から足にかけての痛みと腰の痛みが強く、歩けない、夜も眠れないのを我慢しているうちに腰が曲がってきてしまい困っていたそうです。

症状が重く、生活への支障が大きかったので、週に1回45分で施術を提供させて頂きました。初めのうちをじっと立っているという状態でも痛みがあり、施術も横向きでしかできず、検査や施術方法に制限がありました。

うつぶせはおろか、あおむけで足を伸ばせない状態でしたが、無理のない施術で1回1回少しずつ体が伸ばせるようになり、力もついてきました。直接腰や足に働きかけるだけでなく、首や手を伸ばすなど、体全体のゆがみを治していくような施術でした。腰から背中を伸ばす体操を教えてくださったので、家で続けているうちに良くなってきました。

検査を進めていくと、どうも環軸関節という首の関節に問題があるようでした。関節リウマチの既往があり、精密な施術が必要になる中で硬膜といわれる背骨の中の神経を守る筋膜を丁寧に柔かくしていくようにしました。初めは動きの変化でしたが、痛みの部位が変化し、2ヶ月ほどで姿勢の変化が大きくなり、杖が必要なくなり、3ヶ月で足の痛みがなくなりました。現在は腰を大きく伸ばした際の腰の痛みが主な症状です。
無事に杖なしで歩いて、うえむきで眠れるようになり、膝もピシッと伸びるようになりました。

神経を包む、硬膜という袋です。これが固くなってしまう事が非常に多いので、伸びない腰痛では時間を使って伸ばす事が多いです。ここが固くなることで神経が緊張しやすくなり、神経の栄養も悪くなることで神経由来の痛みが強くなってしまう。

60代に入ったばかりで腰が曲がってしまったことが、とてもショックで不安でしたが3ヶ月でまっすぐ立てるようになりました!杖なしでお店に行けたこと、家事が普通にできるようになったこと!痛みがだんだん少なくなってきたことも嬉しいです。

同じような症状で悩んでいる方へのアドバイスとして、私は関節リウマチがあり。年齢も重ねて来ているので骨密度が下がって来たのも原因のひとつかと思います。バランスの取れた食事、特にカルシウム、ビタミン、タンパク質が不足しないようにすること適度に日光に当たり運動をすることは大事だと思います。「治る!」と信じてクヨクヨしないことも大切かな・・・。前島先生が毎回励ましてくださったのでここまで良くなりました!感謝しています。

本当にいろいろ調べていらっしゃる事がわかります。実際に不顕性の圧迫骨折なども栄養の問題が非常に関与していると考えられます。そのような状態では腰部の前方が短くなるので腰を伸ばす動きが難しくなります。
神経の痛みを伴う症状は痛みの変化が出るまでに期間と施術の頻度が必要な中で、しっかりとお時間をくださり、運動も一生懸命やってくださった。別人のように良くなり、私も感動しました。感想を書いてくださりありがとうございます。