今年も年末になり、いよいよ仕事納めということで今年学んだことをまとめていきたいと思う次第です。
2023年1月
学校の卒業論文の期日が1月末日で正月はおろか、毎日仕事が終わるとパソコンと睨めっこしていた毎日だった。論文の内容を噛み砕いて伝えると『首が柔らかくなると、足のあがりが良くなるよね』という内容でした。
もともと、髄膜刺激症状というものがあり、くも膜下出血とかがあると下肢に短縮するような反応があるのでいろいろ書きやすいだろうと思ったのですが。なんと、ほとんど研究論文がなく。結局のところ、首が柔らかくなるといろいろつながって足が上がるようになるよねを検証するのは非常に難しいということがわかった。
まだ論文ベースでは一つ関節が離れてしまうと二つの関節同士の関係があるという論文が少ないということがわかった。神経は全部繋がってるので、一箇所でも動くと全身柔軟性が上がるとか。血管の伸長性が関節の可動域に関わるとかそういうのは論文ではないので、普段からそういう事を思ってやってるけど全然証明されてないことなんだという結果だった。個人的には全然わかってない事がわかったという納得の出来の論文でしたが評価はイマイチだった。
2月25日ー2月26日 福井のオステオパシー施術院の北野先生に少人数で指導して頂いた。(福井)
今年は学ぶときに問題点の優先順位をどう決めていくか、どう触るかということをテーマに学んで来ました。頭を触って全身を見るということも相手の体の中に力を通して見ていく方法と相手の周りの空間を感じてその流れや広がりを感じていく方法を丁寧に教えてもらいました。後々、この方法がエネルギーやチャクラ的な体の見方であること最近のセミナーで知ったのですが、これを感覚でやっているというのだから北野先生はやはりすごいなと改めて感じます。
3月8日 岡崎の浜崎先生と情報交換と練習を行う。(愛知)
福井で習った体の見方と技術の練習会をする。とても理学療法的な観点で体を触るのも上手な先生で、筋や関節の評価やモビライゼーション(動かし方)を教えてもらえることがとても多い。この日は拘縮膝(伸びない膝)に関して、膝周りの筋肉の動かし方を一通り教えて頂いた。その後、そういった点からも膝の検査を行うようにしてやはり問題の部位や痛みの部位はそこはそこできっちり検査と施術をすることを感じます。
岡崎は味噌煮込みうどんが有名らしい。
しょっぱい糖質で糖質を食べる。みそって味濃いですよね。
3月19日ー22日 メカニカルリンクセミナーLMO6 (豊橋)
4日間かけて、神経組織の触り方とその繋がりを座学と実技で徹底的に仕込む合宿セミナー、神経の解剖がめちゃくちゃ頭に入り、このシリーズは6あるのだけど、全部出ようと決意した。やっぱり触診は大事だ。
4日間合宿
6月3日ー4日 LMO6復習研修
前日東海地方に線状降水帯が発生し、神戸に行けず、6時間ほど駅で待ちぼうけをくらう本年の一番の地獄を体験する。
4月15日ー16日 5月27日ー28日 クラシカルオステオパシー Foundation course WeeK2(東京)
10月21日ー22日 11月18日ー19日 Foundation course Advance (東京)
力学と生理学、ストレス下の身体反応、大脳辺縁系、神経栄養について学ぶ。触られるという事が体の治癒に繋がるのかということを生理学的側面や力学的側面においても理詰めで講義をしてくれる研修。そして、その上で治療法はシンプルだけど奥が深いという内容。毎回行くと自分のやり方に対して反省があり、やはり相手の自己治癒、自己調整だなと思うに至る。
スターバックスリザーブ(自由が丘)
ちょっとお高いスタバの中でもお高いスタバ
お昼に美味しいコーヒーでもと、立ち寄るもコーヒー800円に尻込みする。
軽食も含めて1700円くらいしたが、満たされず。。。
夕飯は吉野家の牛丼で500円をモクモク食べながら、「これでいいんだよ。うん。これで。。」
と妙な確信を得る。
5月17日 8月23日 11月8日 12月1ー2日 長野練習会
長野オステオパシーメンバーと練習会 駒村先生と内藤先生と3人で主に技術の練習を行う。
練習の終わりに🍺
長野メンバーの練習会は
どう学んでいくか、お互い何で悩むかという話ができる貴重な仲間です。
仕事は常に1人なので、施術者はこうあるべきとか割とまじめな話をします。
だけど、私はシラフでも大体人の話を聞いてないので、
大体同じ話をして、大体同じ事を聞くらしいのです。
5月24日 武藤整復院の院長 武藤先生と練習会
武藤先生は解剖学の図を携帯忍ばせており、携帯でLINEでも見ているかと思わせて電車内でも解剖を見るまさに変態。物凄く触診が上手な先生で、群馬まで片道3時間30分くらいかかるので往復で7時間かかるのですが、年に何回かは一緒に練習したいと思う先生です。
練習の後はいつも焼肉
群馬の中之条は、焼肉の主食が白ご飯じゃなくて、ラーメンみたいです。
美味いけど、ご飯より背徳感がすごい。
6月5日 10月2日 12月15日 オステオパシー&整体 retreatにて 山本先生 堀川先生と練習会(神戸)
整体といっても全く得意苦手が違っており、山本先生は体の中の液体を動かす治療のやり方が非常に上手でそういったやり方を勉強させてもらっている。堀川先生はトラウマやメンタルを得意としている先生で、施術の中の声かけ、問診の取り方がほんとにいつもそうやって聞くのかと驚かされます。全く方向性は違うのですが、検査や治療のやり方を見せ合ってアドバイスし合う関係です。
オステオパシーの学校の同級生なので
「え〜、やり方そんなんだっけ」「何か、もうちょっとあった気がするわ。」とか言いながら練習
7月23日 微弱電流研修(神戸)
体の可動域や機能と微弱電流(エネルギーの流れ)に関する研修を受けました。昨今の電波やWi-Fiなどの環境はとても体の健康と関係しているなと実感しています。この研修はその流れを感じ、治療するところまで入ります。ほとんどの不調に関係していると思っていますが施術の際にはあえて言いません。
なぜなら、怪しいから。。。。
自分だったら、初めていった整体で「あなたの首の痛いのは電磁波のせいです。」って言われたらもう行かないですもんね。なんなら、友達とか飲み会で言いますもんね「あそこの先生、電波さんだったわ。」って。
環境の問題って、言葉にするとめんどくさい人になっちゃうんですよね。
電磁波とか大気汚染とかワクチンとか、添加物の問題とか水の問題とか体にはしっかりと影響してるし知ることって大事なんですけど、知ると今の生活を変えないと行けないとか費用がかかるとかで言われるのってあんまりいい気持ちしないですよね。あとやっぱり、ほんとかよ!?って思っちゃいますしね。
分子栄養学士を持っているので、生理学的レベルでのおかしいものってなんとなくわかるんですよね。だから、上記の問題も悪いって思うんです。排気ガスと喘息の関係もいかに認められないかという話が嵯峨井勝さんの本に書いてあり、産業や政治と結び付きが強い事ってあまり公的に体に悪いとか認められないんだろうなと勝手に思ってます。
あんまり強い問題だと、ほんわか本人にも納得できるような言葉で伝えるようにしてます。「携帯枕元に置いてると自律神経が興奮しちゃうみたいですので、もし目覚ましとかに使ってるなら、少し離して置いた方がいいですよ。」的な。
ちなみに、itami-は電磁波の問題をなるべく減らしたいと思い、Wi-Fiを使っていない。わざわざ家を改修して有線にしている。つまり、前島さんは電波さんである。
8月6日 東山先生 練習会
私の知っている中で、日本の婦人科領域で5本の指にきっと入るだろうと思っている先生が東山先生でその先生にお願いして稽古をつけてもらいました。やはり、基本をどんだけしっかりやれるか。自分の気持ちや人の向き合い方が全てだよという生き方、考え方をしっかりしてくれる先生。毎回一貫してブレない。
神社のお参りの仕方や習慣はこの先生からの文化で、すっかり自分も真似するようになってます。
自分の手が自分の触りたいものを綺麗に触る練習
9月29日ー10月1日 メカニカルリンクLMO1(神戸)
背骨と肋骨、体幹部と硬膜といった部分の触診と問題の検査の研修、やっぱり面白い。
11月22日ー26日 エソテリック・ヒーリング パート1
触らないで人の不調を改善させるヒーラーさんと言われる人がいるのですが、その研修に参加
エネルギーってこういうものかとだんだん輪郭と体感が掴めてきました。
普段の施術の感覚の拡張と効果をよりよくするために良さそうなのでまだ学ぼうと思っています。
5日間、毎日こってり瞑想
この写真すごくチビに見えますけど、
講師の先生がめちゃくちゃでかいのと、
自分がわずかに後ろにたっているだけですから、、、
だけですから〜、、、
12月15日ー16日 脳神経と心臓弁 大脳辺縁系 下村会長 Kelly Fuchs D.O(神戸)
脳の中の大脳辺縁系の機能解剖とその伝達を教えて頂いた上で、頭蓋の中の神経、つまりは脳実質の触診や機能改善をさせる方法を教わった。今の自分には高度で難しい内容でしたが、練習をして実用レベルまでにしたいと思える研修でした。
めちゃくちゃ綺麗な先生でした。
あと、毎月第二土曜日 シナプス療法の研修会に参加しています。
半年くらいは意味がわからなかったのですが、9月くらいからすごく面白くなってきて。
来年も続ける予定です。
神経に特化した施術の方法です。
高い趣味ですね。来年も一歩前に行けるように学び続けたい限り。