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2022年を振り返って。

本年も大変お世話になりました。今年も学びと良い経験を積める非常に良い年でした。

本年の良かった事は、

1.体全体と体の部分(膝や腰など)の関係をより意識出来たこと

体の問題や痛みは必ず、その場所でだけという事は急性外傷でない限りはないのです。ある場所が痛む場合には、それを庇う部分や、その場所を痛めてしまう部分が存在しています。

非常に多い例で言えば、踵の外側に体重がのり易い状態が続く(理由としては、履物の影響や長時間の立ち仕事)とその事が理由で腸骨と言われる骨盤の動きが前方に行きにくくなります。その状態が続くと真ん中の仙骨という骨がお辞儀をする方向に動かなくなります。そうすると、反対側との腸骨との関節で負担のかかる動きが発生して右の腰痛や張りになってきます。この際に、一番最初の問題の踵の施術を行う事で腰痛はほとんど改善する。逆に、足を治さないとその場はよくても後日また痛くなる。

これは多くある事例の一つで、この事を感じ、分析し、考えられる事がマッサージと施術の違いだとは思ってはいます。今年は、この根本的な問題は何かという事の検査や考察を全国の有名な整体や接骨院の先生方と意見をかわし、試行錯誤しながら何十時間と練習しました。

ある場所を触った時にそこがどこと強く関係しているか感じる能力を鍛えて。

イメージとしては、たくさんに絡まったコードをほどく時にどこからほどいていくのが一番いいのか感じる能力のような感じであり、みかんを皮をむかずに味がいいか、腐ってないかわかるような触診だ。

調子がいいと、頭を触ると、足の先まで硬さや密度を感じられる事がある。(怪しいお店になってきました。)

2.体の中の液体を意識すること、またその流れを整える施術を意識できた事

昨年より学んでいたリンパ液を流す技術がクラシカルオステオパシーという技術団体で行う学びと合わさって、体の水の動きやリンパ液の流れを感じられる意識できるようになってきました。まだまだ、ここは伸びしろがありそうなので、来年学んでいきたい部分です。

3.感情の問題を捉えられるようになってきた

感情の問題(トラウマ)による体の硬さを感じられるようになってきました。本当につらいことや悲しいこと、怒ったことは体の硬さになるという事、またそれを会話で話すことや感じてもらう事が出来た時には体が柔らかくなるという事を経験として知りました。この分野は私のコミュニケーション能力のせいでまだまだまだうまくいかない部分ですので、私の人と向き合うというスタンスを含めて学びが必要かと思っています。

来年の課題として

これは、食事の悪い方、自律神経機能が悪い方、運動習慣がない方、睡眠が非常に少ない方、仕事の動作が負担であるという方はなかなか結果が出ない事がわかってきた。他にも添加物や重金属の問題なども体の問題には密接であるという事をとても感じるようになってきた。

例えば、運送業の方の腰は常に負担がかかるし、美容師さんの手首や肩も同様だ負担がかかる。

じゃあ、痛みが出るのは仕方がないのか。

なぜダメなのか、段々答えに近い部分には近寄っている気がするけど、

それに対して適切な指導が現状できていない部分がある。

来年は、運動指導の質の向上、栄養学・心理学の学習を勧めること、徒手技術の向上を目的に今年と同様に頑張って行きたいと思います。

本年はitami-を気にかけて頂いて誠にありがとうございます。来年も精進して参ります。