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腰椎椎間板ヘルニアの痛みの緩和例

8月5日より拝見させていただいたヘルニアの方の痛みが良い状況になってきたのでお伝えする。

初回の際には、腰椎の伸展による椎間孔部の狭窄による痛みで背臥位が取れず、最近までは側臥位のみでの施術であった。足の痛みが以前よりあったものの、7月中旬より仕事に支障の出る痛みに変わってしまい。硬膜外注射も行ない。痛み止めもしている状況で、理学療法士の息子さんが当施設を調べて伝えて下さったとのこと。痛みが強く眠れず長いこと眠れない状況で8月にお越しになった。

以下は、触診による判断であるが

1腰椎部分における神経の圧迫と脊柱全体の動きの制限による硬膜の緊張

2交感神経の緊張による。動脈の制限

3痛みによる背部筋緊張の亢進とお腹の筋力低下

4O脚による総腓骨神経の牽引と足部の緊張

5仙骨の屈曲制限

以上が問題となっていた。要するに背中が硬くて神経が緊張して、うまく力が入らない

現状は痛みはあるものの背臥位で寝れるようになり、観光地にも歩きに行って数百メートル歩けたという事だ。非常に喜んでいただけて個人的には何よりだ。

但し、本例の場合は同時にブロック注射を継続しており、その効果もあり、自然緩解の可能性もある。施術の効果は引き続き症例数を重ねて検討することが必要と思われる。

ご本人の了承を得て掲載

実は同時期に同じ程度回数お越しくださっていたヘルニア症例に関しては10月上旬に下肢の痛みが強くなり、医師との相談の上、手術となった。自主トレや施術の内容も現状できる最大限を尽くした結果でした。

その場は改善するも生活内で2~3日で元に戻ってしまうという状況でした。そのような事もあり、やはり徒手的な改善も限界や未知の部分があり、医療でのフォローは必須だなと改めて思った次第だ。

現状の椎間板ヘルニアにおける基本方針は

ヘルニア部分は動きが大きくなっている。あるいは偏った負担が入っている部分なので、原因を特定して問題の動きや負担が入らないようにする。ということができる事だと思う。

痺れや神経症状がある場合は医療の診断や定期的な検査は必要だなと思っています。このような症状の場合は医師の診断をお勧めします。