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歩行困難を伴う90歳

年々歩き方が不安定になり右側に傾きがあり歩幅が狭くなってきました。2〜3年前まで10数年ヒザに痛みがあり整形外科で「電気をかける」などのリハビリをしてましたが効果は無く、生活をイスに座るスタイルにした後、痛みは治まってきました。しかし不安定な歩き方で一度転倒してしまい何とかしっかり歩けるようになりたいとこちらにお願いしたいと思いました。

毎回施術をして頂く度に体が軽く感じます。又、足のむくみがあったのも改善して、今までよりも足を前へ出すのが楽になって来ました。

嬉しかったことはやはり、歩くのが少しずつでも楽になっている事と身体が以前よりも軽く感じる事です。歩こうと思う意欲も出てきました。

自分と同じ症状の方へ、自分の身体がどのような状態か自己判断しないで、きちんと見て頂きながらリハビリをして頂く事が大切なのではと思います。「年だから」と諦めないで今よりもっとしっかり歩けるようになりたいと思います。

90超えている方ですので、「年だから」も説得力がありますが、諦めないという言葉に励まされます。

私は30代ですが、電車に乗り遅れそうになり走るとすぐに息が上がってしまい、「年か、、、、年なのか、、、、」とヒィヒィ言ってます。90代になったら単純計算で3倍は年のせいにして、ヒィヒィヒィヒィヒィヒィっ言ってると思います。そんな中でも少しでも歩けるようにと思う精神力こそが尊いです。

さて、高齢者の歩行機能の向上は腰の動きにあると思っています。

背中が丸くなることで歩行における推進力が作りづらくなります。加えて、心肺機能も低下してきますので、呼吸器の動きも意識したい所です。

歩けないこと=足が悪い

のではないかという思考になりやすいのですが、上半身の動きは姿勢を保障する上で非常に大切でその点でアプローチしていくと効果が長く持ち快適に歩ける場合があります。

近年の高齢者の転倒予防体操は腰を意識した運動が増えてきており、体操を考えている中の人はなかなか優秀だなと思っています。

それにしても、電気をかけるだけや膝を曲げ伸ばしして、立って座ってを横で見ている、または歩くのに付いていくリハビリというのは良く聞きますが、なかなか残念ですね。