0265-49-3026

受付時間 9:00-17:00

Web予約 お問い合わせ
WEB
予約

朝のヘルニア、夕方の狭窄症

どんな時に痛みが強くなって、どんな時楽になるか。

姿勢もそれに合わせてチェックしている。腰痛も曲げると椎間板、伸ばすと腰骨の関節に問題があると言われいる。

曲げるときには椎間板への圧力が増加し、伸ばすときには腰骨の関節がぶつかるからだ。

同様に坐骨神経痛も屈曲ではヘルニアの問題が強いが、伸ばすときには神経の出口で挟まれて痛む事が多い。

今日はまだ正式に文献や教科書では確認していないので、あくまで考察ですが。

朝は椎間板ヘルニアの痛みが強く出ます。

これには2つの理由が考えられます。

1.背臥位で寝る方では、寝ている際に背部にうっ血が起こり、椎間板に含まれる水分量が多くなり、膨張した椎間板が前方の組織を圧迫する事。

2.朝、起きた際には交感神経の活動が最大になるために、血管が緊張した際に大動脈よりも後方にある椎間板を後方に圧迫してしまう事

そのため、椎間板の圧力を周りの緊張を取ることで楽にしていくことも大事ですが、夜間に寝返りしやすいことや血管の柔軟性も大事になることを感じる毎日です。ちなみに血管の硬さは足首に強い影響が出ます。

さて、夕方狭窄症の症状が強くなるのはどうしてか

1.椎間板の扁平化(椎間板という座布団が薄くなる)によって脊柱管の圧迫が強くなり循環制限となります。そのため、痺れや痛みが強くなる。

2.血液が下方に下がり、脊柱におけるうっ血が起こり脊柱における虚血が強くなる。

3.筋疲労による脊柱の支えが弱くなり、背骨の位置関係が悪くなる(猫背になるなど)。

そんな事が考えられる。しかしながら、脊柱管狭窄症には椎間板ヘルニアが含まれると思っています。

最近はぎっくり腰も椎間板ヘルニアを含むと思っています。

腰痛と椎間板ヘルニアと脊柱管狭窄症は別物じゃなくて、境界線の曖昧な続きだと思っていただくことが大事です。

腰痛はきちんとメンテナンスしてなるべく慢性にしない事が大切かと思います。

めちゃくちゃマニアックで専門的な内容になってしまい申し訳ないです。

椎間板ヘルニア 脊柱管狭窄症 itami- 飯田