スマホを目覚ましがわりにして、眠っている方は多いと思う。私は最近までガラケーだったんだけど、連絡の量も増えるからと言う事でスマホにした。そうしたら、明らかに眠りが浅いし、時間も短い。今回はスマホが我々の睡眠にいかに影響するかを伝えれればと思う。スマホ脳という本が我々の健康とスマホの関係を書いている本で非常に面白いので是非読んでほしい。
疲労という状況は交感神経の興奮ですが、これによって傷害された細胞は『睡眠』によってしか回復しません。睡眠は量より質ではありますが、休みの日はいつもより多く寝てしまうという方は普段の睡眠が少ない証拠です。基本的には7時間30分の睡眠が最も寿命が長いと言われています。欧州の平均睡眠時間は8時間を超えているらしいので、日本人は非常に短いと思います。1日6時間以下の睡眠が10日続くと、24時間起きているのと同様くらいに集中力が低下するようです。
さて、スマホを寝室に持ち込むとどうなるか、2000人の児童にベッド脇のテーブルにスマホを置いて寝てもらったところ、21分も平均で睡眠時間が短くなったそうだ。
さらに恐ろしいのが、寝る前のスマホのネットサーフィンだ。インターネットは能動的なコンテンツなので、自分の興味のある内容から興味ある内容に検索し調べる過程は。。。。そう。交感神経優位の状況になる。ますます眠れなくなる。
加えて、SNSはもっと厄介だ。「いいね!」やコメントが気になってしまう。あるいはあのアプリの通知が夜中になると眠りは簡単に浅くなってしまう。私もその一人だ。人間は元来コミュニティーへの所属や危機に関する情報を集めたくなる生き物でこれらはより早く危険を察知して安全を確保するための習性なので、仕方ない。
こんなスマホを置いて休まるわけがない!!僕は最近、めざまし時計を買った。眠りの質も量も良くなった実感がある。
是非、疲れて痛みが出ていると思う方は試してみてほしい。人生のほとんどの時間をスマホを見ていたというのではあまりにも淋しすぎる。スマホに操られない人生を送りたいものだ。