「いろんな整体や治療院に行ってみたけれど、なかなか良くならない…」
そんな経験をされた方、実はけっこう多いのではないでしょうか。
今日はちょっとだけ、この業界の「裏側」というか、私自身が過去に抱えていたモヤモヤについてお話ししてみようと思います。
実は私、飯田で独立する前は、いわゆるベンチャー系の整体グループで働いていました。
「理学療法士による不調の改善!」を掲げていて、毎日たくさんの患者さんと向き合う日々でした。
でも、当時の私はある「説明」をするたびに、心の中でずっと引っかかりを感じていたんです。
8年ほど勤務して、施設長までやりました。
期待を持たせる説明への違和感
症状の進行や不可逆な組織の損傷などで、正直なところ「病院に行っても解決しないし、整体をやったとしても本人が望んでいるレベルまでは良くならない」という厳しい状態の患者さんがいらっしゃいます。
もちろん、施術をすれば少しは楽になります。「やらないよりは絶対にやった方がいい」のも事実です。
でも、当時の環境(予約の空き状況や会社の目標など)もあって、本当は「どこまで改善できるかは限定的です」と伝えるべき場面で、どうしても「大丈夫ですよ、治る可能性がありますよ!」と、過大に期待を持たせるような説明をしなければいけませんでした。
「これって、経営のための説明になっていないだろうか…?」
患者さんの期待を煽って通っていただくやり方に、自分の心がどうしても追いつかなくなってしまったんです。
でも、広告費やら人件費やらかかっているのです。求められるのは数字です。
1人前になるのに10年。
誤解のないように言うと、大きい整体院がすべてダメというわけではありません。
ただ、整体の世界って本当に奥が深くて……。
患者さんの状態を正確に見極めて、本当に意味のある変化を出すには、毎日自分の施術を反省して、休日返上で県外まで勉強しに行って、それを「最低でも10年」は愚直に続けるくらいの熱量が必要だと私は思っています。
それだけの技術や見識を、大人数のスタッフ全員に揃えるのは、現実問題としてかなり難しいんですよね。
技術は若手の頃たくさん練習させて頂いたおかげで身につきました。
だからこそ私は、一人ひとりの患者さんに100%正直に向き合える「自分の院」を飯田で開くことにしました。
検査のない整体は、地図を持たずに旅に出るようなもの?

たまに「話も検査もそこそこに、すぐベッドで揉み始める」というお店があったりします。
もちろん、人間の体には自分で良くなる力(自然治癒力)があるので、それだけでも「なんだか楽になった!」と感じることはあります。
でも、原因がわからないまま施術をするのは、いわば「地図を持たずに勘で歩く」ようなもの。再現性がなくて、自分の技術も伸びていきません。
「なんでこの人の症状はここまでしか良くならなかったんだろう?」
「もっと深い原因があるんじゃないか?」
そうやって愚直に悩んで突き詰めていくと、ひとつの分野だけではとても足りないと気づきました。
解剖学や生理学、運動学(身体の正しい構造と動き)
栄養学(身体の内側の環境)
心理学(ストレスや自律神経の影響)
気づけば2013年からずっと、これらの分野を「しつこく」学び続けるオタクのような生活になっていました(笑)。
モットーは「素直・勤勉・しつこい」です

漫画の『正直不動産』ってご存じでしょうか?
ウソがつけなくなった営業マンが、正直すぎる本音を言って最初は相手を困惑させるけれど、最終的にはその誠実さで信頼されていく……という大好きな物語です。

私も、患者さんに調子のいい嘘をつくのは心が痛みます。
できること、できないこと。限界があるならその限界も、すべて正直にお伝えします。過度な期待を持たせるようなアプローチはしません。
その代わり、自分のモットーである「素直・勤勉・しつこい」を発揮して、あなたの身体の「本当の状態」に対してどこまでも愚直に向き合います。
「本当のことが知りたい」「自分の身体と真剣に向き合いたい」という方、ぜひ一度ご相談くださいね。