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『なんか違う。』のうしろに・・・

6月から再度研修会の参加をしている。飯田も予約が埋まる中で、ご迷惑をかけながらの研修だ。週によっては5日間営業をお休みしている時もある。もうこれは学生レベルである。 

6月の初旬には外傷に対する施術方法、そして、この2日間は生理学に重きを置いた英国式のオステオパシーという手技療法を学びにきています。この2日間は、体を正確に、柔らかく、丁重に動かすと言う事をやりました。

テーマは『心地よく動かす』です。

john wernham DO.今回の手技方法の開発者

私たちの仕事って結局のところ、押すか引くかしかないんですよね。それでも上手い下手があるのは解剖学の理解や体の使い方や病気・障害の理解やそれはいろんな要素があるのですが。

今回、注目は生理学です。生理学とは体がどのような仕組みを持っていて、どう働くかという学問なんですが。

私たちが動かすことはどんな事を体に反応を起こすのか、では、生理学を考えた際にどう動かすのが良いのか。これを月に2日間、ここから4ヶ月勉強していきます。

何かすごくいい気がするという施術を提供できるようになりますので、ご期待を!!

あと、今回はセミナーが初日早く終わったので、国立新美術館に。

私、ブルーピリオドという漫画が大好きなんです。芸術スポ根漫画と言われています。

この漫画読んでから、芸術に触れたいと思ったんです。でも、全然わからないので、できれば作者がどんな事を思っていて、何を表現したかったのか、なぜそう表現したのかという解説付きで。

芸術と私たちの施術、音楽もそうなんですが、一見何がすごいのかわからないじゃないですか。

絵を描く、音楽を作る、演奏する。消費する側としてはそれの何がすごいのかわからないと思います。

いざ、自分でそれをやろうとした際に『こんなに難しいの。意味わからない。』

この難しさ、稀有な才能を知った時に途端に見え方が変わるという事をだんだん感じるようになり。

私たちの仕事も同じで、触り方、動かし方、知識を何年も何年も工夫して積み上げて。

そうすると、あれ?なんかあそこを違うぞ。そんなちょっと。それを積み上げる。積み上げる。あれれ!あそこは確かに違うぞ。

芸術や音楽の天才たちの歴史は何か技術の発展と遍歴を感じる。そこに何か自分の仕事にも通じるものを感じるんです。

研修にて、お休みが増えますが、何とぞよろしくお願いします。